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健康診断の尿検査:尿比重(Urinometry)|健康診断

健康診断の尿検査:尿比重(Urinometry)|健康診断

 尿比重とは、尿中に溶けている物質の量を示すものです。尿は、体内で余分な水分の他に体内の老廃物が含まれているため、水よりもやや比重が高くなります。尿に多くの物質が含まれていれば、尿は高比重となり、溶けている物質が少なければ尿は低比重となります。



尿比重の基準値

 尿比重  正常値
基準値:1.015~1.025
Urinometry
 尿比重は、尿と溶質を含まない水との重量比をいいます。尿比重は溶質粒子の数には比例せず、溶質粒子数を測定する尿浸透圧とは異なります。
測定意義としては、腎臓における尿の濃縮力を反映し、正常範囲は1.003~1.030ぐらいで、尿量が増加すれば低下し、減少すれば上昇します。


尿比重の分類(原因別)

低比重:1.008以下のもの

 抗利尿ホルモンの低下(尿崩症)が起こると、尿量が増えるため常に尿比重が低下します。

*抗利尿ホルモン(バソプレシン):腎臓にはたらきかけて水分の再吸収を促す


等張尿:1.010付近のもの

 腎不全などのように腎臓の機能が低下して腎臓での濃縮力の障害がおこると、血漿浸透圧に近い比重の尿がつくられるため、尿比重が上下せずに比重の変動する幅が狭くなります。

高比重:1.030以上のもの

 糖尿病の場合多尿になりますが、尿中に糖分が含まれるため高比重を示します。
また、高熱や下痢・嘔吐による脱水状態が起こると、尿が濃縮されるために高比重を示します。


尿比重で予想される病気

高比重
糖尿病 ・ 脱水(嘔吐、下痢、発汗、発熱など) ・ 造影剤使用後 ・ 運動後 など

低比重
尿崩症 ・ 腎炎 ・ 腎不全 など

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